航空ページェントを終えて「カブ機」からベルトドイブユニットを降ろした。
当初の目標である3000ワット入力をテストする為だ。
才川氏兄弟の協力を仰ぎ、画像の機体に搭載した。
本来140~160クラスのエンジン機として飛行していた物だ。
撮影当日は、2000ワット強の入力であったが、充分なパワーが感じられた。今後は、プロペラのダイヤとピッチを上げて負荷を掛け、データを収集する。
テスト当日の浅間山は美しかった。
テスト担当:才川
テスト機が10フライトを過ぎましたので、メカ関係のチェックを行いました。各部の緩みや変形は皆無です。
ベルト本体もまったく異常ありませんでした。
今後はプロペラを変更して更に高負荷でテストを継続する予定です。

テスト機のデータです。
全幅2,000mm 全長1,700mm
全備重量 5,800g(10S5350込み)
ペラ XOAR20×13 6,000rpm/分
電流 60A 約2,000W入力
以前はOS160FX(2スト)+19×8ペラ でホバリング時に8割程度のパワーを必要としたが
このユニットでは、完全に50%程度でホバれます。
宙返り等の縦もの演技も楽勝でできます。
特筆すべきは音の静かさでペラの回転音しか聞こえない飛行は一種異様です。
下降時にはブレーキ設定をしなくても、適度なブレーキ効果があり、非常に扱いやすいユニットです。
今後徐々に負荷を上げて耐久テストをしていきます。
コメント
テストご苦労様です。
新しいものにチャレンジしてみるのは楽しい事ですね。
来年の話になりますが、電動機の集いをこれまでとは違った形で開催してみようと思っています。
詳しい事は「クロスウインド掲示板」
http://www3.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?crosswindfc
に書いておいたのですが、
1月18日には、「ブラシモーターor減速機編」を予定しています。
ブラシレスでも減速機ならOKなので、是非その独特の音を聞かせに出掛けてみてください。