初ロットのフローティングユニットが完成した。
フローティングユニットでの重要な変更点は、ミドルシャフトサポートベアリングの大径化である。リダクションユニットに求められる軽量化はアルミ合金の多用化と鉄系部品を減らすことだ。
当然ベアリングも最小径のベアリングを使い軽量化を図った。
しかし、設計上の負荷を越える様な場面が多い様で、このベアリングの大型化が必要と判断した。また、プロペラシャフトの材質強化が挙げられる。今までのユニットにはジュラルミンと呼ばれるA2017S材を使用しており強度は充分と思われたが、高強度な超超ジュラルミンと呼ばれるA7075材を用意して、このユニットから標準に組み込みんだ。

画像のフローティングユニットは、ご予約いただいたユニットでそれぞれ嫁入り先が決まっている。
このベルトリダクションユニットに搭載するハッカー社モーターの入手が困難になって来た。他の選択枠もテストして、より強力なリダクションユニットに育てるつもりだ。
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