70シングルリダクションシステムを引き続きテストしていただいた才川氏のコメントです。

「吉川様
月曜と火曜の2日間で新70ユニットの集中的なテストフライト(15フライト)を行いました。
トルクロールからの全開上昇、ナイフエッジループ、スナップロール、急加速・急減速等々
負荷の大きい飛ばし方でのテストです。機体が耐えられるか心配でしたが何とか無事でした。(笑)
ナイフエッジ等の高負荷時の音について
通常のフライトではユニットからの振動や雑音はまったく感じられず、快適そのものです。
ただしナイフエッジやスナップロール時に”ブオーン”という音(振動?)が出ます。
初期の2段減速ユニットでも出た音と同じ感じです。
これらの演技はプロペラ軸に対し横方向の力が多くなりますので、これが発生の主要因と
思われます。ただしプロペラ本体も外力によりトラッキング方向にねじれが発生することが
考えられますので、すべてユニットからの音とは思えない感じもします。
ちなみに速度を落とした状態のナイフエッジ飛行からパワーを入れ、ラダーを深打ちし
機首を上方向に持ち上げようとすると顕著に発生します。
この音がユニットのどの部分で多く出ているかは現段階ではまったく解りません。
私の推測ですが
・出力シャフトの中間部が外力により弓のようにしなりが出ている。
・ベルト上部の大プーリー支持部が振動し、ベルトが踊っている。
こんな現象の複合かなと思われますが・・・確証は全くありません。
その他
T形エンジンマウントは左右を接合しているので非常に高剛性で、ユニット全体が
ぶれることなく、良いアイテムだと思われます。
6mmベルトは今のところ黒いカスも出ず健全そのものです。ほんの少し張りが
弱くなったかなという気もしますが、歯飛び等の問題は全く発生していません。
ちょっと気づいた点の報告です。」
以上、テスト報告を掲載しました。
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