タイミングベルトを使った減速機の場合、当然プーリー間の軸間距離を把握する事が必要となる。昨日であるがベルトメーカーの営業担当者と話をする機会があった。軸間距離を算出する計算式でモーター取り付け位置を決め、実際にベルトを張った時の張りにかなり誤差が有るので、メーカー営業担当者に聞いてみた。
カタログの設計資料として記載されているベルト長さ交差は土0.4ミリ(軸間距離で土0.2ミリ)あり、プーリーの外径交差0~+0.05ミリと記載されている。また、ロットごとにバラつきが有るとの事だった。なかなか実際の軸間が把握できないので軸間距離測定冶具を作った。これは、大小プーリーの間にスプリングを入れて一定の力でベルトを張り、軸間を測定する方法とした。

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