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電動機用ギヤダウンユニット組み立て方法

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電動機用ギヤダウンユニット

組み立て方法:バランスの取り方等
ドクター角倉の電動機情報でも、
ご案内しています。
取扱・組立説明書(HTMLPDF)も参照下さい。



組み立て方法:
フロントプレートに本体取り付け用の2ミリネジをセットしておく。
はじめにシャフト、前後プレート、プロペラアダプタ、プロペラを組み付け、狂いが無い事をシャフトを回して確認してから、最後に支柱のネジを締め付ける。はじめから支柱ネジを締め付けてしまわない事。

プロペラバランスの取り方:
まず、ペラバランスを取る前の話しですが、機体の構造によっては無理かもしれませんが、できるだけ飛行状態の機体からピニオンギヤだけ(或いはモーターだけ)外せる様な工夫をしておくと便利です。

1)ギヤユニットやプロペラを機体に取り付けておく。
2)ピニオンを外すかモーターをずらすかして、プロペラをフリー状態にする。
3)モーターを低速回転させ、ユニット全体に振動を与える。
4)その振動により微妙なバランスの悪さが現れて来る。
 (新しいベアリングはグリスの抵抗が大きいので、分かりにくい)
5)バランスの修正をする。

ギヤダウンユニット搭載のテスト機

テスト機と角倉氏 テスト機は日本の電動スタント機の第一人者であり、共同開発した角倉真広氏が開発し所有する機体です。

OK模型製量販完成機ナビゲーター25をそのまま電動にしたものです。

2400mAhニッカド10セル使用
飛行重量2000g
主翼面積30dm^2
モーター:540クラスLT212
ギヤ比106:18=5.89:1
プロペラAPC12*8
初期回転数7500rpm
テスト機と角倉氏 試作ファンフライ1号機

2400mAhニッカド7セル使用
飛行重量1080g
主翼面積33dm^2
モーター:540クラスL212
ギヤ比106:20=5.3:1
プロペラAPC13*6
初期回転数6800rpm
スポーツフライトでは4:1近辺での使用が多いと思われますが、これからの事を考えると5:1以上での使用も多くなって来る事が予想されます。

その理由としては、
1) 可能な限り直径の大きいペラの方が、同じワット数の入力でも効率が良い分実際の出力を大きく出来る。
2) 同じ大きさのモーターなら、ハイパワー仕様モーター程高回転になる。
これは、1回転中のトルクはモーターカンのマグネットの強さで自ずと制限されている中で、パワーはトルク×回転数ですから、トルクに大差ない場合は回転数次第と言う事になるからです。
実際は、こんな単純な事だけではありませんが、どっちにしても今後も高回転型のモーターに移行して行く事は、バッテリーの能力アップもあって、間違い無いものと思っています。


搭載例
ギヤダウンユニット搭載例 ギヤダウンユニット搭載例 ギヤダウンユニット搭載例

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