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ドクター角倉の電動機情報(掲示板より抜粋) 82)
82) NiMH1000mAh (2005年2月27日〜3月28日) NiMH1000mAh12V 400クラスで使われる1000mAh程度(実容量)のニッケル水素を、10セル(12V)にして、540クラスの機体(ボレロ540)で試してみました。 1000mAh-10セル(12V)では、バッテリーの重さが215g、エネルギー量は12Whです。 3300mAh6セル(7.2V 23Wh)と比べると、重さが半分になって、エネルギー量も半分になります。 飛行に必要なパワーやバッテリー電圧など、実際にやってみなかれば分からない面も多いので、取りあえずは23Tローターでテストしてみました。 モーター:23T プロペラ:APC14*7E ギヤ比:100/23=4.3 初期回転数:5600 電圧:9.3V 電流:27A W数:251W (データは初期の瞬間値で、実際は時間とともに低下します) ホバリング時 4500rpm 14A 11V 154W 3分近くホバ可能 全フライト時間5'20(4'20) P-05パターンのみなら1回可能 パワーは弱くても、飛行重量が軽くなっているので、垂直上昇の引きやスピードはまずまず。 ただ、風には弱くなる。ブラシはピカピカ。 といった結果でした。 バッテリーについては、エネルギー量が少ないので、フライト時間がちょっと短くなるのは仕方ないのですが、今回の事で、540ブラシモーターをこの辺の領域で使う分には、コミュとブラシの傷みが殆ど無い事が確認出来た事は収穫でした。 NiMH1000mAh-12セル 2/3AFサイズの実容量1000mAh程度のニッケル水素を、今回は12セル(14.4V)にして、540クラスの機体(ボレロ540)で試してみました。 使用モーターは10セル(12V)の時と同じ23Tです。 モーター:23T プロペラ:APC14*7E ギヤ比:106/19=5.58 初期回転数:6100rpm 電圧:12.6V 電流:26A W数:327W (データは初期の瞬間値で、実際は時間とともに低下します) フライト時間:6'00(4'00) 今回は、前回10セルでテストした時よりも気温が高かったせいなのか、バッテリー電圧が高めとなっています。 3300mAh-6セルの時は、340Wの入力でAPC14*7Eが6100rpmでしたが、今回の1000mAh-12セルでも、入力とペラ回転数は殆ど同じになりました。 1000mAh-12セル(14.4V)では、バッテリーの重さが260g、エネルギー量は15Wh。 一方、3300mAh-6セル(7.2V)では、バッテリーの重さが390g、エネルギー量は23Whです。 3300mAh-6セルの代わりに1000mAh-12セルを使うと、飛行重量が130g軽くなりますが、エネルギー量が少ない分、フライト時間が短くなります。 どのバッテリーにも一長一短があるので、バッテリーの選択は悩むところですが、1000mAh-12セルも、使い方によっては面白い事になりそうな感じがしました。 ドクター角倉の電動機情報 一覧に戻る |