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ドクター角倉の電動機情報（掲示板より抜粋）　４８） ４８） ニッケル水素電池　（2003年6月6日〜11月28日） RC3300HVの充電について ニッケル水素電池は、満充電時の発熱が急激なので、デルタピーク・オートカットでは、終了時のバッテリー温度が50℃になってしまう事があります。（充電しても温度が全然上がらないのは、充電器の早期カットです）特に、これから夏場にかけては、この温度上昇がちょっと心配になります。 RC3300HVは、当初予想していたよりはタフなバッテリーで、使用直後の温度が80〜90℃になる様な使い方をしても、急にダメになるような事はありませんでした。ですから、この、充電時の50℃と言う温度が、どれ程寿命に影響するかは不明ですが、短時間での温度上昇は、明らかに過充電の結果です。 沢山充電したからと言って容量が増える訳ではありませんし、内部抵抗も、増加する事はあっても決して減少するものではありません。 そこで、私は最近、次の様な充電方法で、バッテリー温度が40℃程度におさまる様にして様子をみているところです。（これが良い方法かどうかは判りません） １,放電器で放電後保管しておいたバッテリーを『充電容量リミッタ−』や、『リミッタ−の無い充電器ではタイマーを使った手動カット』で、最初に3000mAHだけ充電。 ２,その時の温度を確認し、・30℃程度なら直ぐに、・40℃近くになっていたら少し冷めるまで待って、温度を監視しながら3〜5分再充電。 尚、ニッケル水素情報は、RC Car Trend　http://www.rct.jp/　の、バッテリー研究室BBS http://www.rct.ne.jp/cgi-bin/lab/battery/bbs.cgi 2003/4/25あたり以降の書き込みがとても参考になります。 Ni-Mhを過激使用してみて 本日も色々テストしてみました　非接触温度計を購入して色々計測しました 充電完了で４０度〜４５度くらい　飛行後６０度〜７０度前後　セルの前部分（空気に流れの前方）は低いですが、後部のセルの温度はやや高めで、冷却空気の影響がわかります 飛びは、６分程度の飛行で後半は温度が上がるにつれて燃料の少なくなってきたＧＰ機にように元気です 燃費をあまり気にしないセッティングでパターンを十分こなしますのでニッカドには戻れません（笑） ペラ、ギヤ比も変更してさらにチューニングしてみます　セッティングは初期ＭＡＸ４５Ａ　６分飛行、着陸後でも電流、回転数にほとんど低下していませんでした　ちなみに１２セルサンヨーセル　セル間は半田じか付けです　（かきうち氏） Re: Ni-Mhを過激使用してみて 垣内さん、中部地区の集いではお世話様でした。　それにしても、F-16の飛び、凄かったですね。　あの風の中であれだけの飛びが出来るとは・・。　実際にどれくらいのスピードが出ているのか測ってみたいものです。 ＞燃費をあまり気にしないセッティングでパターンを十分こなしますのでニッカドには戻れません（笑） 確かに、ほとんどの面でニッカドを追い越してしまっていますね。　あとは寿命ですが、これは使い方次第と言うところもあって、例えばニッカドが200回位とすれば、ニッケル水素は100回位かなと思っています。 ＧＰ系ニッケル水素３３００ GP3300はサンヨー3300に比べ重いので、飛行機に使うにはちょっとどうかなとも思っていたのですが、新しいロットは結構良さそうなことを聞いたので、取りあえず使ってみる事にしました。今回購入したものは、「イーグルGP 3300mAh ザップド・バラセル」です。 まず気になる内部抵抗ですが、これは22ｍΩ（6セル直付け）と、かなり低く、以前購入したGP3300の32ｍΩに比べると全くの別物となっています。それと同時に驚かされたのが、フライト終了時の内部抵抗の低さです。普通、内部抵抗はフライト開始時に比べて終了時は増加するものですが、このセルはその増加が少ないのです。 つまり、これは後半のパワーダレが少ない事に繋がって来ます。 バッテリーはロット毎の差も大きく、内部抵抗以外の要素も絡んでいますから、簡単にどのバッテリーがお勧めとは言えませんが、新しいGP3300は、空用として重量差を差し引いてもかなり使い物になるバッテリーになって来ている感じがしました。 GP3300セル 現在のところ最強のGP3300セルですが、更に進化して、今度はプラス極が新しくなった様です。 http://www.miwahobby.co.jp/ の、リークニュース http://www.miwahobby.co.jp/atlasa/jatlas/jtopics.html コスモエナジー http://www.cosmoenergy.com/ SANYO・ニュースリリース "三洋電機が、ニッケル水素電池用の新しい電極材料の実用化に成功したそうです。 http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0311news-j/1127-1.html#1 ************************* 角倉真広　 kdkr@cb.mbn.or.jp ************************* ドクター角倉の電動機情報 一覧に戻る