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ドクター角倉の電動機情報(掲示板より抜粋) 34)

34) シャフトの外し方(2002年5月23日)

最近になってギヤの交換をしいられ換えようとバラシ始めましたが、シャフトからベアリングが固くて外れません。 どうすればギヤを交換できるのでしょうか。(専用の抜き工具・治具でも有るのでしょうか) 
田中@出張先


以前、吉川さんから教えていただいた事ですが、シャフトに3ミリネジをねじ込んでおいて、その頭をハンマーで軽く叩けば外せると思います。
ベアリングを抜くにはプーラーという道具がありますが、今回の場合は恐らくその必要は無いと思われます。
(角倉)

ギヤダウンユニット及びベルトリダクションユニットに使用されておりますフランジシャフトの、Φ8とΦ6の加工精度は、それぞれ−0.005〜−0.015の寸法になるよう加工しております。
実際は、限りなく−0.005近くを狙いながら、軽い絞まり嵌めとしたいところです。感じとして、軸径が−0.005だと、かなりきつく感じます。
また、−0.015だと、何の抵抗も無くストンと入ってしまいます。
フランジシャフトのアルマイト処理も表面を滑りにくくしており、入れずらいと感じる方がいらっしゃると思います。そんなときは、細かなサンドペーパーで軸をはさみ、軽く手で回してやれば角が取れて入れ易くなります。
シャフトの抜き方ですが、直接シャフトを叩くとダコンが付きベアリングが入らなくなりますので、M3のネジを抜きたい方のネジ穴に、充分にねじ込みネジ頭を軽く叩いてください。
(吉川)


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角倉真広 
kdkr@cb.mbn.or.jp
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