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ごーまるインラインユニット(400クラス) 取り扱い注意点について

 ごーまるインラインユニットはスピード400又は480(AP29BB等)でダイレクトにペラを回している機体に無改造で取り付け可能なギアダウンユニットです。 機体の搭載にあたっては、充分に内容を理解して、搭載してください。

1、 本ユニットに取り付け可能なモーターは、一般にスピード400や380PHと呼ばれているモーターで、出力シャフト径が2.3mmで、モーターの取り付け孔間隔が16mmのモーターです。
外国製ブラシレスモーターの中には、モーター取り付けネジ孔が2.5mmのものがありますので、その場合無理に2.6mmネジを使用せず、2.5mmサイズを御使用ください。

2、 ユニットを組み立てる際には、各部品の位置を確認しながら、正確に組み立ててください。

3、 モーターとユニットを止めている2.6(2.5)mmネジに少量の低強度ネジロック剤を塗布しておくと、緩む心配が少なくなります。 高強度のネジロック剤を使用しますと、後に分解できなくなる場合がありますので注意してください。

4、 モーターに取り付けるピニオンの取り付けネジは2.6mmのイモネジですので、締め付けの際にネジと締め付けレンチが舐めてしまう場合がありますので、力を入れすぎないようにしながら、両側を均等に締め付けてください。

5、 機体側の取り付けネジは16mm間隔の2.6mmネジか19mm間隔の3mmネジのどちらか2箇所で十分です。 4箇所を使用する必要はありません。

6、 機体とモーターの取り付け面は平滑で、スラストラインに対して直角となるように正確に加工してください。

7、 ユニット出力軸とフロントプレートを止めている場所にEリングがあります。 機体によっては、このEりングが機体と接触する場合がありますので、必要に応じ接触しないよう機体側の孔を拡げてください。

8、 ユニットは前端で機体に支持される形となりますので、ダイレクト駆動の場合に比べて、着陸時等モーターが下がる方向の力を受けた場合の機体側への反力(モーメント力)が大きくなります。 そのため、必要に応じ機体のユニット取り付け部(モーターマウント)を内側からグラスロービングやエポキシ等で補強してください。 その際上記5にあるとおりユニットと機体の接合面がデコボコにならないように注意してください。

9、 ペラ・スピンナーのバランスはできる限り取ってください。 最初の運転時はいきなりフルパワーにせずにできるだけゆっくり全開とし、異音・振動が無いか確認してください。 万一そのような症状が出た場合は一度取り外し、モーターを含めたユニット全体が正しく組み立てられているか、ペラ等にアンバランスが無いか確認し、必要に応じ修正してください。

10、 万一墜落や激しくペラが地面に接触した場合は、必ずユニット全体を再確認してください。 出力シャフト等部品の変形がある場合には必ず修理してください。

11、 スピード400等出力軸の軸受けがメタルの場合で長時間使用した場合や過去に墜落歴があるモーターは出力軸が曲がっている場合があります。 振動や異音が発生した場合は、ユニットのみでなく、モーターもチェックしてください。

12、 ギア部分にシリコン系グリスを塗布しますと、ギアの磨耗防止及び騒音の低下に効果があります。

13、 使用モーターのブレークイン方法は、各モーター付属の説明書により、完璧に行ってください。

尚、本製品は予告無く仕様変更する場合があります。
発売元: 50プロダクト
製造元: 有限会社 ヨシカワ
      〒389−0601 長野県埴科郡坂城町坂城9042−2
      TEL: 0268−82−2115 FAX: 0268−82−8254 

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