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● タイプK シングルベルトリダクションシステムについて | |||||||||||||
新型70ユニット テストレポート | |||||||||||||
小諸フライングクラブ 才川知利氏 | |||||||||||||
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2.機体搭載 スタリオンに搭載していた旧ユニットは防火壁にラジアルマントを取付け、それにユニット本体を乗せる形式でしたが、新ユニットは直接防火壁に取付け可能な構造を有しています。(従来どおりのサイドのマウントに取付ける方式も可能なタイプもあります。) このため換装作業は非常に簡単に行えました。高さ調整用スペーサーとして19mm角材を2本と埋め込み型鬼爪ナット・3mmビスを4個準備すればOKです。 作業時間にして2時間程度です。(工程写真参照) 今時の機体に多く見られる防火壁取付けタイプには非常に適した構造です。 |
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3.フライト 旧ユニットでも特に問題無く使用していましたが、かすかな高周波音とナイフエッジ飛行の時にラダーを深打ちすると音質が変わり、うなりの様な音がでる事がありました。 新型では明らかに全体音量が減り、音質もマイルドな感じに聞こえ、静かに感じます。 また高周波音は全く聞こえません。 ラダーを深打ち時のうなり音も全く出ていません。 これは良い感じです。 新型ではフレームを台形構造にし、なおかつモーター軸を延長し、前側でもサポートしている構造になっているため、モーターベアリングへの負荷軽減と全体剛性が相当上がったためと推測されます。 スタリオン販売メーカーでは6セル使用を推奨としているが、ベルトリダクションユニットに5セルリポで充分です。 F3A-P17演技も問題なくこなせます。 このユニットの底力を痛感したフライトテストでした。 |
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以上 才川知利 |