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プリウスのバッテリーとプラグインハイブリッド | |
角倉 | 2007/8/29(水) 23:58 No.0708292358 コメントを書く 削除 |
ハイブリッドカー「プリウス」のバッテリーは、容量6.5Ahのニッケル水素168個を直列にし、 電力量201.6V×6.5Ah=1.3kWhとなっています。 ただプリウスでは、バッテリー容量60%を維持するようコントロールしているので、 普段は1.3×0.6=0.78kWhの電力量しか持っていません。 これはボイジャーバッテリー1個分と同じ電力量になります。 プリウスはバッテリーやモーターを使っているので電気自動車(EV)にも見えますが、 ガソリンエンジンで発電している以上、ガソリン自動車であり、 そのエネルギー効率はガソリンエンジンを越える事はできません。 同じ距離を走るなら、ガソリンより電気の方がエネルギー代は安く済みます。 そこで、プラグインハイブリッド車が登場する事になります。 プラグインハイブリッド車とは、 ハイブリッド車のバッテリー容量を大きくしてコンセント(外部電源)からも充電出来るようにしたクルマです。 プラグインハイブリッド車の資料↓ http://www.ueri.co.jp/jhif/06Conference070615/Kobayashi.pdf (性能の事から電力会社の意見まで幅広く書かれています) 一方、本家のトヨタ自動車でもプラグインハイブリッドの実証試験が始まっています。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070725/136688/ こちらは、現行「プリウス」のバッテリーを2個並列に接続し、EVモードで13km走行できるそうです。 無責任に電費を計算してみると… プリウスのバッテリー2個なので、公称容量は1.3×2=2.6kWh バッテリー寿命を考え、容量の60%程度を出し入れしているとすると、 使うエネルギーは2.6×0.6=1.5kWh 従って、電費は13÷1.5=8.7km/kWhになります。 (あくまでも予想値です) |
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日本一周のソーラーカー その2 | |
角倉 | 2007/8/23(木) 19:08 No.0708231908 コメントを書く 削除 |
走行表からエネルギーの使用状況を検証してみましょう。 http://www.geocities.jp/ma_hamu/data/sora/sora_00.htm 基本的なところでは、 走行距離15495km 走行日数194日 期間2002/11〜2007/07まで約1700日間 となっています。 約1700日の期間の中で実際に走行したのが194日なので、 平均すると8〜9日に1回、約80kmずつ走っていた計算になります。 エネルギー収支を調べるには色々な方法が考えられますが、 とりあえず1日当りの平均値で計算してみます。 もし、15495kmを1700日間毎日休まず走ったとしたら、 1日当り15495÷1700=9.1kmになります。 ソーラーパネルの発電量は、以前の計算で1日当り1kWh以下だったので、 単純にこのエネルギーだけを使ったとすると、 9.1÷1=9.1km/kWh以上の電費で走行した事になります。 軽自動車を改造して総重量1400kgになってしまったクルマの電費が 実際にどれだけになるのか知りませんが、 良くても精々7km/kWh辺りかもしれません。 とすれば、9.1km/kWh以上の電費はちょっと実現不可能な数値です。 足りないエネルギーは、コンセントから充電するか、 別途充電したバッテリーと交換して補給するしか無いのです。 このソーラーカーが充電しながら走行している事は既に知られている事で↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%85%95%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5 テレビのバラエティー番組と言う性格上、 クルマの性能をどうこう言っても始まらないのですが、 日本一有名なソーラーカー?でもあるので、 もう少し本当の性能を知りたいと思っています。 |
電気自動車の電費 | |
角倉 | 2007/8/22(水) 08:05 No.0708220805 コメントを書く 削除 |
ガソリン自動車の走行性能の一つに「燃費(燃料消費率)」があります。 今更説明するまでも無いですが、燃料1リットル当たり何キロメートル走ったかというあの数値です。 これと似た様な事で、電気自動車(EV)には「電費」があります。 電費とは、走行距離を電力量で割って、1kWhで何キロメートル走れたかを表すものです。(km/kWh) 電費も燃費と同様、車種によって、又、走り方によっても大きく変わってしまうので 一概に決めつける事はできませんが、 自家用車程度なら大体5〜10km/kWh辺りとなっているようです。 一例を挙げてみると、 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/taikisuisitu/car/04ev/0402/0402soukou.html 電力量9.2kWhで航続距離80kmなら、電費は80÷9.2=8.7km/kWhといった具合です。 ただ、この例で注意したいのは、バッテリーの公称値が本当の放電量かどうかという事です。 自分で出した例に修正を加える事になりますが、 上記の9.2kWhは公称値であって、実際の放電量は8kWh程度の可能性もあります。 この辺は電動ラジコンのバッテリーも同じですね。 とすれば、本当の電費は80÷8=10km/kWhになり、 このクラスの車であればこれくらいの電費になっても良いはずなのです。 また、いつもの様にボイジャーバッテリーで考えてみると、 ボイジャー1個が放電できる電力量を0.7kWhとすれば、 電費7km/kWhのクルマなら7×0.7=4.9km走れる事になります。 |
日本一周のソーラーカー | |
角倉 | 2007/8/20(月) 07:01 No.0708200701 コメントを書く 削除 |
電気エネルギーと自動車の関係を調べていると色々と面白い事が見えて来るのですが、 今回は、テレビ放送でおなじみの、 日本一周に挑戦しているソーラーカー↓のエネルギー事情について考えてみました。 http://www.ntv.co.jp/dash/solar/ 走行表がこちら↓にあって、日数と走行距離の関係を知る事ができます。 http://www.geocities.jp/ma_hamu/data/sora/sora_00.htm ただ、いつものことですが、かなり想像の部分があるので、実際とは違っているかもしれません。 あくまでも推論です。 まず車体については、 ダイハツハイゼットを電動に改造して、その屋根の上にソーラーパネルを載せただけなので、 電動カーとしての諸元はこれ↓に近い物になっているはずです。 http://www.rokko.or.jp/users/daihatsu/s82v/ http://www.env.go.jp/air/car/vehicles2003/htm/ele003.htm 搭載バッテリーについては不明な所が多いので、とりあえず、 ハイゼットEVと同程度の公称値14kWh辺りの物を使っていると仮定しておきます。 ソーラーパネルについては、 車体寸法からして最大でも4平方メートルしか面積がとれません。 発電力は1平方メートルにつき100Wが常識的なところなので、 4平方メートルなら400Wとなります。 従って、1日当りの発電量は、斜め照射のロス分を考え実質3〜4時間発電とすると、 0.4kW×3.5h=1.4kWh。 曇りや雨の日、冬場の太陽高度の低さ、などを考えれば、 年間の平均発電量は1日当り1kWhに満たない事が予想されます。 これとは別に、一般住宅用ソーラーパネルの統計データからも計算してみると…。 公称1kWのシステムでは年間1000kWhの発電量となっています。 これを1日分に直すと1000÷365=2.7kWh。 ソーラーカーのパネルを0.4kWと仮定すると、 1日当り2.7×0.4=1.1kWhの発電量になります。 ただ、ソーラーカーでは家の屋根と違ってパネルが水平なのでその分の効率低下を考慮すると、 この試算でも1日1kWhは発電出来ない事になります。 この他に、バッテリーを充電する時などの電気的なロス分も含めれば、 実際に有効利用出来る電力量はボイジャーバッテリー1個分の0.7kWhに近くなってしまいそうです。 つまり、以上の事をまとめると、 晴れた日のお昼時はもっと良い結果になるとしても、年間を通して考えると、 このソーラーカーで発電出来るのは1日当りボイジャーバッテリー1個分強のエネルギーでしかない、 と予想されるのです。 |
自動車のエネルギー | |
角倉 | 2007/8/14(火) 18:12 No.0708141812 コメントを書く 削除 |
家庭で使うエネルギーの中で、電気については前回考えてみましたが、 エネルギー使用量の大きい自家用車ではどうでしょう? 今回はガソリン自動車を電気自動車(EV=Electric Vehicle)に置き換えて考えてみました。 ガソリン1リットルの持っているエネルギーは、発熱量10,500kcal/kg 比重0.75とすると 総発熱量は10,500×0.75=7,875kcalで、 kcal(キロカロリー)をkWh(キロワット時)に換算すると7,875×0.001163=9.2kWhになります。 その中から実際の仕事に変換出来るのは、ガソリン車の効率を15%とすると、9.2×0.15=1.4kWhとなります。 これと同じ仕事量を電動モーターから得るためには、モーター効率80%と仮定すると、 1.4÷0.8=1.75kWhの入力が必要で、 ボイジャーバッテリーに換算すると1.75÷0.7=2.5個分の入力が必要となります。 以上の事をまとめると、 電気自動車(EV)にガソリン自動車と同じ仕事をさせる時は、 ガソリン1リットルに対してボイジャーバッテリー2.5個が相当する事になります。 そこで、1日当たり40km走行する場合について試算してみました。 ガソリン車の方は、燃費が13km/L 、ガソリン代145円/Lとすると、 ガソリン使用量が40÷13=3.0リットル ガソリン代は3.0×145=435円です。 一方、電気自動車(EV)は、 ガソリン3リットル分としてボイジャーバッテリー3×2.5=7.5個必要となります。 ただ、車での使用はバッテリーにとって過酷なので余裕を持たせて、 1日当たりボイジャー10個としておきます。 電気代は充電ロスを考えてボイジャー1個につき20円とすると20円×10=200円です。 深夜電力にすればこの半分以下になります。 バッテリー寿命が5年以上あって、一日の走行距離が限られているなら、 電気自動車(EV)の使用も良いですね。 別な考え方からすると、 ボイジャーバッテリーは1馬力を1時間出せるので、10個あれば10馬力を1時間です。 平均10馬力もあれば1時間で40kmくらいは走れそうなので、 上記の試算もそれ程見当違いでは無いと思うのですが…。 私達の生活では(もちろん生活スタイルによって様々ですが)毎日、 電気ならボイジャーバッテリー20個分とか、 ガソリンならボイジャーバッテリー10個分と言ったレベルのエネルギーを使い続けているんですね。 |
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ボイジャーバッテリーと電気代 | |
角倉 | 2007/8/14(火) 06:50 No.0708140650 コメントを書く 削除 |
ラジコンで使っているエネルギーは大体ワット時(Wh)の単位で間に合いますが、 その1,000倍のキロワット時(kWh)は、電気使用量の単位として私達の生活には身近な存在です。 ラジコンに使用する器材の中でキロワット時(kWh)の単位に近い物と言えばボイジャーバッテリーがありますが、 そのエネルギーの大きさや電気代について考えてみました。 まず、ボイジャーバッテリーは公称値からすると12V×105Ah=1260Wh=1.26kWhの電力量です。 でも、これが丸々使える訳では無く、鉛バッテリーから取り出せるのは精々6割程度でしょうから、 実際に利用出来るのは1.26kWh×0.6=0.75kWh辺りになると思われます。 1kWh当たりの電気使用料金は大体22〜23円程度なので、 結果、ボイジャーの電気代は、23円×0.756=17.4円という事になります。 ところで、0.75kWhと言う数値に何か思い当たる所はありませんか? 最近は馬力という単位をだんだん使わなくなっているようですが、0.75kWが1馬力です。 kW(キロワット)は瞬間的な力の大きさで、これが1時間持続してkWh(キロワット時)という量になります。 大雑把に言えば、ボイジャーバッテリーは1馬力を1時間出し続けるエネルギーを持っているんですね。 こんな事から、ボイジャーバッテリーを基準にして他のエネルギーを見てみるのも面白いものです。 例えば…、 4人家族の電気使用量が1ヶ月400kWh(9200円)だったとします。 すると1日当たり13kWh(300円)ですから、これは、ボイジャーバッテリー17個分(13kWh÷0.75kWh)になります。 もしもバッテリーで電気を買うようにでもなったら、毎日20個近くのボイジャーをえっちらおっちら運ばなければならないのです。 自分で使っているエネルギーの大きさが実感できますね |
グローエンジンの熱効率 | |
角倉 | 2007/7/27(金) 00:13 No.0707270013 コメントを書く 削除 |
以前書いた「グロー燃料から取り出せるエネルギー」 http://www.50products.com/motor/kadokura/answerkado65.html の中ではグローエンジンの効率を10%と仮定しましたが、本当の所はどうなんでしょう? ちょっと考えてみると、大凡の数値ならわりと簡単に出せそうですね。 まず、この場合エンジンの大きさは何でも良いのですが、とにかく100ccの燃料で実際にプロペラを回してみるのです。 その回転データと運転時間から仕事量Whを算出すればエンジンの熱効率が求められます。 例えば、これは予想ですが、 25エンジンで9×6ペラを13000rpm回して運転時間6分だったとすると、 軸出力=0.1D^4×0.1P×0.1N^3×0.45 =0.9×0.9×0.9×0.9×0.6×1.3×1.3×1.3×0.45=389W 仕事量=389×6÷60=38.9Wh になります。 燃料100ccの持っているエネルギーは446Whで、それが38.9Whの仕事に変わったのだから、効率は8.7%という事になります。 果たして、25エンジンが100ccの燃料で6分間回るのかどうか、 残念ながらエンジンから何年も遠ざかっている私には実験する手だてが無いのですが、もし試していただける方があれば結果を教えて欲しと思っています。 |
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エネルギーについて | |
角倉 | 2007/7/14(土) 15:03 No.0707141503 コメントを書く 削除 |
最近の雑誌に、エネルギー量を砂糖のカロリーに置き換えて説明している記載がありましたが、 私も以前、「グロー燃料100ccの持っているエネルギー」について考えてみた事があったので、 (http://www.50products.com/motor/kadokura/answerkado65.html) 《ログ文中の訂正:1グラム当たりの発熱量を5.3cal/g←kcal/gの間違い》 引き続いて計算を行ってみました。 まず、グロー燃料100ccの持っているエネルギー量は、以前計算したように、 大雑把に言ってしまえば400Wh、カローリで言えば400kcal弱でしょうか。 砂糖のカロリーは1グラム当たり4kcalなので、結局、砂糖100gとグロー燃料100ccが同じ400kcalになります。 グロー燃料400ccなら砂糖400g、グロー燃料500ccなら砂糖500gです。 一方、バッテリーのエネルギー量は、公称電圧37V、容量5000mAhのバッテリーがあったとすると、 電力量=37V×5Ah=185Wh カロリーに換算すると185Wh×0.86=160kcal 砂糖にすると40gになります。 この様に、グロー燃料400cc分の砂糖400gに対して、バッテリーでは砂糖40gと、 同程度の機体でも、ガスパワーと電動では、持っているエネルギー量に10倍ほどの違いがあります。 でも、これは以前にも触れた様に、エンジンと電動モーターではエネルギー変換効率や運転時間が違うので、 実際のフライトでは同じ様な出力となっています。 これらの計算は、ネット上で適当に拾ってきたデータをもとにして、 人間が摂取する食物カロリーと物質の燃焼カローリを比較したり、 体積(cc)や重量(g)をごちゃ混ぜにしたりと、かなりいい加減なものになっています。 間違いが多いかもしれませんが、ともすれば「使いすぎが環境破壊につながってしまうエネルギー」の事を考えるきっかけにでもなってくれたら幸いです。 |
レイノズル数って何????? | |
福澤研一 | 2007/6/18(月) 15:39 No.0706181539 コメントを書く 削除 |
空気にも粘りがあるみたいで、客観的事実と、体感からすると、地上全開と、上空全開では、確かに違いは有るみたい。 一般的に言われたいるのは、10%前後は違うみたいです。 パワーが限界なら、プロペラ回転数は、10%前後落ちるみたいですね。 パワーに余裕が有るならば、(電動)電流は、10%前後増えるみたいです。 この事は、体感上何と無く経験してますが、データ上での比較は、未だ出来てません。 現在、上空での、最大電流と、最大回転数をメモリー出来る機器を物色中です。 |
機体は、寄せ集め君レーサー(2−3前の投稿写真を参照) | |
福澤研一 | 2007/6/18(月) 15:14 No.0706181514 コメントを書く 削除 |
リポにもよりますが、20-25Cだと、1セル当たりの電圧は3−3.3V位です。 1300-1400W入っているんでしょう。 12x13.5のペラだと、昔の2スト60クラス(チューンドパイプ仕様)ですが、8000rpm回るか回らないか?の世界でしたね。 それが、9600rpm回っているという事は、2スト90クラスのエンジンと、同等になりますから、25クラスの機体に2スト90のエンジンが乗っているという事ですか。 エンジンでは、考えられない事ですよね。電動だから可能になったっていう事なんでしょうね。 山梨では最近400クラス電動ヘリが流行ってますが、モーターを焼くトラブルが、連発です。 モーターの許容入力を超えているのが原因なんですが、1ランク上のモーターを載せようとしても、スペースの関係で、載りません。 誰か、良いモーター有ったら、ご一報下さい。 |
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